Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスレポートのゆる~い話
- 2021.12.07
- Googleビジネスプロフィール
こんにちは。
Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)にちょっとだけ詳しい人です。
今回はWEBやデータ分析に関する投稿をみんなでしてみようをきっかけに珍しくブログを書くことにしました。
どちらかというとあまりGoogleビジネスプロフィールを普段からあまり触っていない人向けに書いています。
Googleビジネスプロフィールプロの皆様は優しく見守ってください。
本来であれば、Googleマップの表示回数をKPIにするのは危険だよ!!!っていうことを書こうと思っていたのですが、以前Googleマイビジネスダイジェストでやっていたような…と思い確認してみると、やはりありました。
Googleマップの表示回数は、数字的に見栄えがよくいろいろな企業でこれだけ伸びました!などと使いがちですが、実際に動画内で紹介されているようなケースがあり、原因を探すのが大変なのであまりおすすめできません。
ということで、いきなり考えていたネタを潰されたので、タイトルにある通りGoogleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)のパフォーマンスレポートの話をしてみます。
Googleビジネスプロフィールという名称
その前に、まずはこの話をしておかないとだめな気がするのでしておきます。
ご存じの方も多いと思いますが、11月にGoogleマイビジネスはGoogleビジネスプロフィールへとブランドリネームを行い、今まで管理画面やアプリから情報の修正やデータの確認、投稿などを行っていたものが検索結果やGoogleマップから行うように変わりました。
それに伴いGoogleマイビジネスのアプリも2022年度中に使えなくなる予定ですので、今のうちにGoogle検索やGoogleマップから投稿や管理を行うことをおすすめします。ぜひ周りにアプリを使っている人がいたら教えてあげてください。なお、アプリからしか使えない機能やビジネスプロフィールマネージャーでしか使えない機能がすべて移行されるかどうかは不明です。
また、メッセージ機能を使っている場合はGoogleマップのアプリに通知が来るようになっているので、引き続き使う方はGoogleマップに管理しているアカウントがログインしているか確認するのを忘れないでください。
管理画面については海外ではなくなるのではないかと噂がされていますが、Google側がしっかり否定をしていて、そのことを伝えて構わないと言われているので、支援会社などは引き続きビジネスプロフィールマネージャー(旧管理画面)を使いつつ、検索結果のほうでも新しい機能はないかなどチェックするのは良いと思います。
先月こちらのYouTubeチャンネルGoogleビジネスプロフィールについて(主に永山さんが)話したのでもし興味があれば!
パフォーマンスレポートについて
パフォーマンスレポートにも以前よりインサイト(旧画面)とパフォーマンスレポート(新画面)の2種類がありまして、ビジネスプロフィールの検索結果などからはパフォーマンスレポートしか見れない仕様になっています。
それにより直接や間接検索、検索やマップでの表示回数という数値は見れなくなってしまっており、細かい数値などが知りたい方はビジネスプロフィールマネージャーのを見るか、インサイトデータをダウンロードをするしかありません。
ただ、アクション数などの数値や検索語句についてはパフォーマンスレポートのほうが細かく見れるため、しっかり数値を確認したい場合は両方見るしかないという現状です。
それにしても、いつになったら移動するんですかね・・・これ。
検索数と閲覧数
あまり記事でこの2つの関係性についてあまり書かれていない気がしたので書いてみます。
もちろん、カテゴリによって違ったりするケースはあるとは思いますが一つの例だと思ってください。
このデータはインサイトの数値を毎週1日ずつダウンロードし、それをスプレッドシートに保存してデータポータルに反映させているデータになります。
また、複数の店舗を合算しての数なっていますがわかりやすい動きをしているものを選んでいるのでそれぞれの関係性が少し見えてくるかと思います。
上段のデータが間接検索数、直接検索数
下段が検索経由での閲覧数、マップ経由での閲覧数
カテゴリは主に医療系
見て分かる通り、間接検索と検索経由の閲覧数の動きが比例しており、直接検索数とマップ経由での閲覧数が比例しているのがわかるかと思います。
つまり基本的にユーザーは間接検索は検索経由で、直接検索はマップで行われることが多いのが見てわかります。
直接検索でいうと、ナレッジパネル内の地図をクリックすると屋号検索が入りますし、道を調べるときも屋号で検索することを考えるとこの結果はなんとなく理解できますよね。
このように、ユーザーの動きがグラフに表れているのが面白いですよね。
もし、Googleマイビジネスダイジェストで紹介されていたデータの減少について調べるのであれば、まずは直接検索数が下がっていないか確認するところから始めるかもしれません。
インサイトデータ減っていたらどうする?
いくつかの確認パターンを紹介します。
なお、増減関わらず基本的には使える手法だとは思います。
他のデータの確認
前で述べたようにある程度データの上下には他の数値と比例していることが多いです。
それ以外にもGoogle AnalyticsやSearch Consoleといったツールを確認してみてください。
なお、登録しているウェブサイトにパラメータをつけているとSearch Consoleでもクエリが追えたりするので、ぜひとも実践してみてください。
前期間との検索クエリを比較
パフォーマンスレポートで「ビジネス プロフィールの表示につながった検索」というものが見えるのでこれらに差がない確認してみましょう。
Search Consoleでも確認しても良いと思いますが、Googleマップのデータなどはわからないため、両方使ってみるのが良いかと思います。
Googleトレンドの確認
時期ものや、情勢のよって検索数などは減ってくる場合があります。
Googleトレンドを確認してみて、そもそもの検索数などが増減していないか確認してみてください。
外的要因の確認
殆どの場合はこれがケースが多かったりします。
などなど・・・
これらはデータを見ているだけではわからないことが多かったりするため、現場としっかりコミュニケーションを取る必要があります。
番外編:パフォーマンスレポートあるある
データがよく抜け落ちる
そのままなんですが、結構データ抜け落ちることがあるんですよね。
しかもそのまま戻らないケースもあればいつの間にか戻っているケースもあります。
たまに、急に数値が0になった!!!って不安になる方もいるんですが、安心してください殆どの場合はバグです。
もし不安であれば、Google AnalyticsやSearch Consoleなど確認してみてください。
反映が遅い
基本的に反映が遅いです。
タイムラグは3~4日ぐらいあります。
しかも、4、5日前のデータもバグる事があるので1週間ぐらいデータが取れないことがあります。
Search Console等のデータも最初は遅延してましたし、せっかくブランドリネームを行ったことですし来年のGoogleビジネスプロフィールさんに期待したいと思います。
もっと早くしてよ
そんなデータで大丈夫か?
もし不安な人がいればGoogle AnalyticsやSearch Consoleも合わせて確認するようにしましょう。
まとめ
Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスレポートやインサイトのデータは、数字が増減を気にするのよりも、なぜ増えたのかなぜ減ったのかを意識するほうが大事になります。
特に通常のSEOとは違いリアル店舗のビジネスな事が多いので現実世界での外的要因に左右されるこが多く、現場とのうまく連携を取る必要があります。
また、Google AnalyticsやSearch Consoleといったツールも使いながらお店がどうやった検索されているか、どうやって見つけられているか、何をも取られているかなどの参考値にしていただき、店舗運営の改善点や集客のヒントにしてもらえればと思います。
そういえばロゴとカバー写真は今月中に直るのかな?
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