Google Analyticsのリファラースパムについて
- 2015.04.07
- Google Analytics
先月より、海外からの不明なリファラーについて問い合わせが増えてきました。
普段からそこまでアクセスがないサイトの場合、こういった海外のサイトからのリファラーが多いと
サイトの動向が把握しづらくなってしまうんですが・・・とのこと。
もちろん、サイトへのアクセスが増えてくれることには越したことはありませんが、こういった海外のリファラーは人間ではなく、クローラーが関係していることが多いです。
今回は最近増えてきているリファラースパムの対処方法について簡単にまとめてみました。
リファラースパムって何?
リファラーは、自分のサイトへアクセスしてきたリンク元のことを言い
これをのリンクを辿っていくと、自分のサイトがどこにリンクがされているのかや、閲覧者がどのサイトからアクセスしてきたのかを調べることが出来ます。
そして、これを悪用したものが【リファラースパム】と呼ばれています。
自分のサイトのアクセス解析を見たときに、急激にアクセス数が伸びてたり、見知らぬサイトがからアクセスがあった際、そのサイトがどういうものか気になりますよね?
そして、実際にそのサイトへアクセスしたとき・・・
海外のサイトやポルノサイトだったり、中にはプログラムを自動でインストールさせるサイトだったり、とリファラの情報を偽装して、サイトの管理者にわざとアクセスさせるようにする行為になります。
実際にどういったリファラがあるのか
昔からこういったリファラーはあったようですが、最近良く見るのが
この3件
- www1.social-button.com
- buttons-for-website.com
- semalt.semalt.com
海外のほうでは去年ぐらいからこれらのサイトからのリファラーが増えてきたみたいで、日本でもチラホラ見かけるようになりました。
このリファラーに関してはサイトに害を与えるわけじゃないので放置をしていも問題は無いのですが、直帰率が100%だし、滞在時間も0秒だし、アクセス解析をしている人にとっては
ただただデータがおかしくなるから何かしらの対応をしている人も多いようです。
リファラースパム対策
では、どうやってリファラースパムからサイトを守るのか。
やり方は二つほどあります。
一つ目は凄く簡単。
アナリティクスにログインをし、「アナリティクス設定 > ビュー > ビューの設定」 にある 「既知のボットやスパイダーからのヒットを全て除外します」にチェックを入れるだけ。
もちろん、これだけでは防げない場合もあります。
二つ目の方法は
「アナリティクス設定 > ビュー > フィルター」を選択し、
「フィルタ名」は分かりやすいものにして、「フィルタの種類」は「カスタム」を選択。「除外」にチェックをいれ、「フィルタフィールド」を参照にして、「フィルタパターン」にドメイン名を入れれば大丈夫です。
ただ、どうやら一気にCSVで登録!見たいな事はできないみたいなのでそのつど追加していかなくちゃいけないようです。
どちらの方法もやっておいて損はないかと思いますので、一度時間を見つけて設定してみてください。
2015.04.13追記
4/7より 【googlsucks.com】 のリファラースパムが増えてきましたね・・・
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